通貨戦争には程遠い,行動必要ではない-ルクセンブルク財務相

ルクセンブルクのフリーデン財務相 は11日、ユーロの価値は欧州のファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条 件)を反映しており、政策当局で直ちに対応すべき必要性はないとの認 識を示した。

フリーデン財務相はブリュッセルでのユーロ圏財務相会合後に記者 団に対し、「メディアで伝えられるような通貨戦争には程遠い状況だ」 と言明。「ユーロが欧州経済のファンダメンタルズを反映している状況 はわれわれにとって喜ばしい。差し迫った行動が必要だと私は全く思わ ないが、協力の精神の下での対話は続くだろう」と述べた。

フランスのオランド大統領は先週、成長を促すためユーロ下落に向 けた行動を取るよう欧州諸国の首脳に呼び掛けたが、ドイツのメルケル 首相はこれを退けた。主要7カ国(G7)が、政策決定に際し為替相場 を目標としないとの声明を検討していると、G7構成国の当局者2人が この日明らかにしている。世界が通貨戦争の瀬戸際にあるとの懸念を払 拭(ふっしょく)するためだという。

原題:Frieden Says ‘We’re Far From a Currency War,’ No Action Needed(抜粋)