ファンド運用者のボーナス,最長5年「おあずけ」に-ESMA

ヘッジファンドとプライベートエク イティ(PE、未公開株)ファンドの運用者らは、ボーナスを全額受け 取るのに最長5年待たなければならなくなりそうだ。欧州証券市場監督 局(ESMA)が11日、指針を公表した。

ESMAはリスクを取る従業員のボーナスは、これらの運用者の利 害をファンドの長期的な成績と一致させるために、一定期間支払いを繰 り延べるべきだとの見解を示した。ボーナスの一部について少なくとも 3-5年、支払いを繰り延べるべきだとしている。経営に携わる運用者 については各社が「より長い」繰り延べ期間を検討すべきだとも勧告し た。

ESMAのマイヨール長官は「報酬支払いに関するこれらの条項が 共通かつ一貫した形で適用されることが、投資家保護を高めるとともに 代替投資ファンドが欧州連合(EU)全域で公平な環境を持つための鍵 になる」と説明した。

欧州諸国の財務相らは2010年に、代替投資ファンド運用者指針とし て知られる法を承認し、ヘッジファンドとPEファンド会社の報酬や欧 州連合(EU)内の投資家へのアクセスについて規則を定める権限を ESMAに与えた。加盟国は2013年7月までにこの指針を採用する。

報酬に関するESMA指針の順守状況は、各国の監督当局が監視す る。

原題:Fund Managers May Face Longer Wait for Bonuses Under ESMA Rules(抜粋)

--取材協力:Ben Moshinsky.

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