格付けめぐる米S&Pへの提訴、拡大か-複数の州が検討中

米国の住宅ブーム時に付与された格 付けをめぐり、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S& P)を訴える動きが拡大する可能性がある。全米で10以上の州が同社を 訴えているが、これ以外にも提訴を検討している州がある。

ニューヨーク州のシュナイダーマン、マサチューセッツ州のコーク リー両司法長官がS&Pの調査を進めている。米司法省と13の州および コロンビア特別区は4日の週に同社を提訴。イリノイ、コネティカッ ト、ミシシッピの3州もその前に訴えを起こしている。

元連邦検事でマッカーサー・アンド・イングリッシュの弁護士、ロ バート・ミンツ氏は「他の州の司法長官も提訴に加わる公算は大きい。 S&Pのように全国でビジネスを展開する企業となれば、それぞれの州 にチャンスを与える」と話す。

各州の協力を取りまとめているコネティカット州のジェプセン司法 長官もインタビューで、複数の州が提訴を「積極的に検討」していると 述べた。ただ、州の数については言及を避けた。同長官によると、訴え を起こした各州はS&Pに、格付けで得た不正な利益を返還するよう求 めている。

ミンツ氏は、S&Pはあらゆる提訴の決着を目指し、グローバルな 和解を試みるのではないかと指摘している。

原題:S&P Faces Widening Litigation on Ratings as States Pile On (抜粋)

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