ユーロ圏10-12月成長率、リーマン後で最悪も-危機の打撃で

今週発表されるユーロ圏の経済指標 では、欧州債務危機がもたらした打撃が示されることになりそうだ。域 内経済は四半期ベースでほぼ4年ぶりの大幅なマイナス成長が見込まれ ている。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト45人の予想中央 値によると、昨年10-12月(第4四半期)の域内総生産(GDP)は前 期比0.4%減の見通し。予想通りなら、米リーマン・ブラザーズ・ホー ルディングス破綻後の2009年1-3月(第1四半期)に2.8%減を記録 して以来の大幅なマイナス成長となる。発表は14日。

欧州債務危機の打開に向けた措置がスペインやギリシャの国債利回 りの上昇抑制に寄与しているものの、域内17カ国のうち少なくとも7カ 国がリセッション(景気後退)にあり、失業者は1870万人に上ってい る。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は先週、信頼感が低い水準な がらも安定しつつあることを経済は示しているが、13年の早い時期は景 気の弱さが続くとの見通しを示した。

ジェフリーズ・インターナショナルのエコノミスト、マーチェル・ アレクサンドロビッチ氏(ロンドン在勤)は、第4四半期が「サイクル の底となるだろう。ドラギ総裁はそうなることを望んでいる」と指摘。 同氏は「今年1-6月(上期)には若干の景気改善が見られるはずだ」 と予想した上で、今後のリスクを考えれば、「問題はそれが十分に力強 いかどうかという点だ」と述べた。

原題:Euro Crisis Damage Seen in Worst Quarter Since Lehman Aftermath(抜粋)

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