ブラジル株(8日):週間ベースで下落、通貨政策に不透明感

今週のブラジル株式市場は、指標の ボベスパ指数が週間ベースで昨年11月以来の大幅安となった。同国の為 替政策に伴い外国人投資家離れが懸念された。

8日の市場では、通貨レアルが一時9カ月ぶり高値に上昇したこと で輸出関連企業の見通しが悪化、製紙会社のフィブリア・セルローゼ が3.4%下落した。同国最大のたばこ会社、ソウザ・クルスも1.2%安。 決算が予想を下回ったことが響いた。

ボベスパ指数は初めの下げから切り返し、前日比0.2%高 の58497.83で終了。指数構成銘柄のうち上昇が34銘柄、下落は33銘柄。 週間では3.1%の下げだった。レアルは、中央銀行が上昇抑制に向け介 入したことで、0.3%安の1ドル=1.9727レアル。レアルは、同国のマ ンテガ財務相がさらに5%の上昇を容認する姿勢を示唆したことから、 一時昨年5月以来の高値を付けていた。

メトド・インベスチメントスのポートフォリオマネジャー、アレャ ンドレ・ギルギ氏(サンパウロ在勤)は電話取材に対し、「投資家は政 府の方針がころころ変わることを好まない。それが為替のように動きが 活発な分野であればなおさらだ」と指摘した。

ロイターが、ブラジル当局は1ドル=1.85レアルに達すれば通貨高 抑制に動くとマンテガ財務相が述べたと報じたことで、レアルはこの日 初め上昇していた。

原題:Bovespa Posts Weekly Drop on Concern Over Currency Policy (抜粋)

--取材協力:Gabrielle Coppola.

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