12月の米貿易赤字は460億ドルに縮小か、輸出増加で-BN調査

昨年12月の米貿易赤字は前月比で縮 小したもようだ。海外市場の安定化で輸出が2カ月連続で増加したとエ コノミストはみている。

ブルームバーグがエコノミスト73人を対象にまとめた調査の予想中 央値では、12月の貿易赤字は460億ドルと、11月の487億ドルを下回ると 見込まれている。この日発表の別の指標では、12月の卸売在庫は伸びが 前月を下回った見通し。

中国は2012年末にかけて成長が加速し、ユーロ圏もリセッション (景気後退)から回復の兆しを見せつつある。建設機器メーカー大手の キャタピラーなどの米企業は需要改善による恩恵を受けそうだ。ただ、 米経済の成長に伴い輸入も増加するため、貿易赤字がさらに縮小するの は難しいだろう。

ウニクレディト・グループの米国担当チーフエコノミスト、ハー ム・バンドホルツ氏(ニューヨーク在勤)は、「世界的に成長が回復し ており、輸出にとって好材料だ」と指摘。「米国の輸入は内需の回復に 従って増加するだろう。貿易赤字は徐々に拡大しよう」と述べた。

米商務省は貿易収支をワシントン時間8日午前8時半(日本時間午 後10時半)に発表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは423億 -480億ドルの赤字。

同省は午前10時(同9日午前0時)に12月の卸売在庫を発表する。 ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によれば、前月比0.4%増 加と、11月の同0.6%増から伸び鈍化が見込まれている。企業が売り上 げに在庫水準を合わせた様子が示されそうだ。

--取材協力:Ainhoa Goyeneche.

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