マカオのギャンブラー、宿泊先あれば幸運-旧正月予約で満室

中国の旧正月(春節)にマカオのリ ゾートを訪れるギャンブラーは宿の予約がとれているだけで幸運だ。宿 泊施設は既に予約でいっぱいになっており、資産家シェルドン・アデル ソン氏が経営するサンズ・チャイナなどのカジノ運営業者の増収につな がりそうだ。

ドイツ銀行の香港在勤アナリスト、カレン・タン氏によると、マカ オの大手カジノ・リゾート17施設は今月10日から1週間続く旧正月期間 中、12-14日は予約で満杯。月間のカジノ収入は前年同期比で15%増加 し279億パタカ(約3270億円)に上る可能性があるという。

キャピタル・セキュリティーズ・コープのアナリスト、ランティ ス・リー氏によれば、サンズ・チャイナとギャラクシー・エンターテイ ンメント・グループ、メルコ・クラウン・エンターテインメントはアト ラクションを増設したり、最近開発されたコタイ地区で事業を拡大した 結果、旧正月の予約好調でとりわけ恩恵を受ける可能性がある。旧正月 は中国で最も重要な祝日で伝統的に旅行のピーク期となっている。

リー氏は「リゾート業界にとってはラッキー・マネーをかき集める ようなものだ」と述べた。ラッキー・マネートは北京語で「紅包」、広 東語で「利是」として知られ、日本のお年玉のように新年の伝統的な現 金の贈り物。

メルコ・クラウンのローレンス・ホー会長によると、従業員の話で は「文字通り客室の奪い合いがあった」という。同会長は中国で唯一カ ジノが合法化されているマカオでは、旧正月の連休中は「大混雑」が予 想されると語った。

原題:Macau Gamblers Lucky to Get Room as Lunar New Year Booked Solid(抜粋)

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