S&PやムーディーズをNY州が調査、08年合意めぐり-関係者

ニューヨーク州のシュナイダーマン 司法長官は、格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスと スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチ・レーティング スが2008年に同州と交わした和解合意に違反した事実がないかどうかを 調査している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

この3社は当時のクオモ司法長官との間で合意を結び、事業運営の 改革を受け入れた。調査について公に話す権限がないとして同関係者が 匿名で語ったところによれば、シュナイダーマン長官は3社がその際の 合意を順守しているかどうかを調査している。

米司法省と複数の州の司法長官は今週、住宅バブル期に住宅ローン 担保証券(MBS)に不当に高い格付けを付与したとしてS&Pを提訴 したが、ニューヨーク州はその中に入っていない。

ムーディーズの広報担当マイケル・アドラー氏とフィッチ広報のダ ン・ヌーナン氏にニューヨーク州の調査に関するコメントを求めるため 7日の営業時間外にメールを送付したが、現時点で返事はない。S&P の広報担当キャサリン・マティス氏は調査についてコメントを控えてい る。

ニューヨーク州の調査については、米紙ウォールストリート・ジャ ーナル(WSJ)が先に報じていた。

クオモ長官との08年の取り決めで3社は、MBSの格付けに対する 報酬の受け取り方法を変更し、そのプロセスに関する情報開示を強化す ることで合意した。

原題:Moody’s, S&P Said to Be Probed by New York Over 2008 Accord(抜粋)

--取材協力:Matt Robinson.

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