ブラジル中銀:インフレは高水準、動向注視が必要

ブラジル中央銀行は7日、同国のイ ンフレ率が高水準にあり、動向を注視する必要があるとの認識を示し た。ブラジルの1月の消費者物価は、ほぼ8年ぶりの大幅な伸びとなっ た。通貨レアルは主要通貨の中で最も上昇した。

1月のブラジルのインフレ率は年率ベースで6.15%を記録。同国中 銀は、消費者物価上昇率は6月まで6%前後の水準が続き、低下するの はその以降となるとの見通しを示した。同中銀は為替相場に加えて賃金 や信用の伸び鈍化などを背景に、2013年の物価上昇ペースは12年から鈍 化するとしている。ブラジルのインフレ目標は4.5%。

インフレ率は2年5カ月連続で目標を上回っているものの、ブラジ ル中銀はインフレが抑制された状態を維持するとの見方を市場に浸透さ せたい意向。7日の外国為替市場では、政策当局者がインフレ抑制を狙 って利上げの代わりに自国通貨高を容認するとの観測から、レアルが対 ドルで一時1.5%上昇した。

RBCキャピタル・マーケッツの為替戦略・新興市場調査担当のグ ローバル責任者、ニック・チェイミー氏は電話インタビューで、「中銀 は当面、スポット(直物)市場を主要な金融政策手段として活用するだ ろう」と指摘。中銀がこの日示した姿勢は「インフレ期待を抑制したい との考えを反映している」と述べた。

原題:Brazil Central Bank Says Inflation High as Bond Bids Spurned (2)(抜粋)