ブラジル株:ボベスパは2カ月ぶり安値-輸出関連株に売り

7日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が2カ月ぶり安値に下落。ブラジル中央銀行の当局者が インフレ動向注視の姿勢を示したことから通貨レアルが上昇し、製紙会 社スザーノ・パペル・エ・セルローゼを中心に輸出関連株が売られた。

売上高全体の半分余りを輸出が占めるスザーノは5.4%、同業のフ ィブリア・セルローゼは3.3%それぞれ下落。鉄鉱石生産のヴァーレ は2.7%値下がりし、昨年11月16日以来の大幅安。ボベスパ指数の下げ に最も影響した。一方、石油会社のOGXペトロレオ・エ・ガス・パル チシパソンエスは1.9%上昇した。4年ぶり安値から反発した。

ボベスパ指数は前日比1%安の58372.46で終了。指数構成銘柄のう ち下落が54銘柄、上昇は14銘柄。通貨レアルは1.2%高の1ドル =1.9667レアル。

証券会社Hコムコルのマネジャー、アリ・サントス氏は電話取材に 対し、「ドルが対レアルで下落したことに伴いヴァーレが売られ、輸出 関連株の下げにつながった」と指摘した。

ブラジル地理統計資料院(IBGE)がこの日発表した1月の拡大 消費者物価指数(IPCA)は前月比0.86%上昇と、ほぼ8年ぶりの大 幅な伸びとなった。ブラジル中銀の金融政策委員会メンバーは内部方針 を理由に匿名で、拡大消費者物価指数の前年同月比上昇率は6月まで 6%前後の水準が続き、低下するのはその後との見通しを示した。

原題:Bovespa Falls to Two-Month Low as Suzano Leads Exporters Down(抜粋)

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