LME亜鉛が下落-欧州危機への懸念再燃、中国の春節も影響

7日のロンドン金属取引所 (LME)の亜鉛相場は下落し、今週の最安値を付けた。欧州債務危機 が悪化し、需要が抑制されるとの懸念が再浮上した。亜鉛以外も産業用 金属は全般に軟調だった。

スペインの昨年12月の鉱工業生産は1年4カ月連続で減少。欧州中 央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ユーロ圏経済に依然として下向きリ スクがあるとの認識を示した。為替市場ではドルが、ユーロを含む主要 6通貨のバスケットに対して上昇し、代替投資先としての金属の魅力が 低下した。世界最大の金属消費国、中国の金融市場は来週、春節(旧正 月)のため休場となる。

LMEの亜鉛3カ月物は前日比0.2%安の1トン=2163ドルで終 了。一時は2144ドルと、今月1日以来の安値となった。ニッケルと銅、 鉛、スズも下落。アルミニウムは1週間ぶりの安値を付けた後、前日比 変わらず。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限終値は前日比0.4%安の1ポンド=3.727ドル。下落は今週に入っ て3回目。

原題:Zinc Leads Metals Slump as Europe Crisis Fuels Demand Concerns(抜粋)