NY原油:2週ぶり安値-ECB総裁発言で欧州の減速を懸念

ニューヨーク原油先物相場は下落。 2週間ぶりの安値となった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユ ーロ相場上昇による景気回復へのリスクに言及したことを背景に、燃料 需要減退につながるとの見方が広がった。

ユーロは対ドルで続落。英BPの統計によると、欧州連合(EU) は2011年の世界原油使用量の16%を占めた。ウェスト・テキサス・イン ターミディエート(WTI)原油に対する北海ブレント原油の価格上乗 せ分は7日連続で拡大した。前日の米エネルギー省発表によると、先週 の原油在庫は262万バレル増加して3億7170万バレルと、昨年12月7日 以来の高水準となった。

アイアイトレーダー・ドット・コムの市場担当シニアストラテジス ト、ビル・バルーク氏(シカゴ在勤)は、「欧州の成長減速は輸出の減 速や原油需要の減少を意味する」と指摘。「ユーロが大きく売られてお り、原油はそれにつられる形になっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比79セント(0.82%)安の1バレル=95.83ドルで終了。終値では先 月23日以来の安値となった。

原題:Oil Falls to Two-Week Low on Concern Euro Gains May Curb Growth(抜粋)

--取材協力:Matthew Brockett、Ladane Nasseri、Alexander Kowalski、Shobhana Chandra、Mark Shenk.