欧州株:ほぼ変わらず-ECB総裁会見と入札に注目

7日の欧州株式相場はほぼ変わら ず。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は政策は引き続き緩和的だと 強調し、低金利が年内に始まる成長を推進するだろうと語った。フラン スとスペインの国債入札も注目された。

英携帯電話サービスのボーダフォン・グループを中心に通信株が買 われた。ボーダフォンは今年度3月期の業績見通しを据え置いた。イタ リアの銀行、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナは3日続伸。増配を 発表したノルウェーの銀行、DNBは2011年6月以来の高値を付けた。 一方、仏製薬会社サノフィは昨年11月以来の安値となった。減益見通し が嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の283.88で終了。一時 は0.6%上昇した。年初来では1.5%上げている。

ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のバイスプレジデン ト、ジョン・プラサード氏は「欧州で最近、再び緊張が高まったことか ら、ドラギ総裁はマクロ経済についての懸念だけでなく、モンテ・パス キ問題についての質問に答えることで自身に対する懸念を静める必要が あった」と発言。「総裁はうまくやってのけた。景気を支援するために 緩和政策を継続すると示唆した。今週に入ってから市場ではこうしたプ ラス要因が切望されていた」と付け加えた。

フランスは計79億8000万ユーロ相当の国債を発行、スペインは国債 入札で目標上限を上回る資金を調達した。落札利回りはいずれも前回入 札時から上昇した。

この日の西欧市場では18カ国中12カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は1.2%下げ、年初来の上げを消した。

原題:European Stocks Little Changed After Debt Sales, Draghi Comments(抜粋)

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