次期英中銀総裁:非伝統的措置の解消、混乱招いてはならない

イングランド銀行(英中央銀行)次 期総裁に就任するマーク・カーニー氏は7日、非伝統的な措置の解消は いかなる場合も金融市場に混乱をもたらさない方法で成し遂げねばなら ないとの見解を示した。また、インフレ目標に柔軟性を持たせるべきだ とも主張した。

カーニー氏(47)は英議会証言向けに用意した書面で、「英中銀は 国民の信頼感を強める方法で、非伝統的な金融政策措置を設計、実行 し、最終的には解消しなければならない」と指摘。「措置解消は、英国 債市場を混乱させることなく達成される必要がある」とも述べ、「混乱 は他の幅広い資産の価格に急激な変動をもたらし、金融安定を脅かす恐 れがある」と付け加えた。

キング現総裁の後任として7月に就任するカーニー氏は、英中銀の 現行政策を変更する意向は示唆しなかった。

カーニー氏はまた、「カナダと英国で行われているインフレ目標の 柔軟な運営が、これまで講じられた金融政策の枠組みとして最も効果的 であることが証明されてきた」とし、「従って、これを変更する場合の ハードルは極めて高い。見直す場合は常に、物価安定の実現が金融政策 を通して国民の経済厚生に最も貢献できるとの経験則を認識することが 重要となるだろう」と論じた。

2008年以来、カナダ銀行(中央銀行)総裁を務める同氏は、昨年11 月に次期英中銀総裁に指名された。

原題:Carney Says BOE Policy Exit Must Be Smooth When Time Comes (1)(抜粋)

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