ロジャーズ氏がグロース氏に同調,米国債の下げ終わっていない

投資家ジム・ロジャーズ氏は先月の 米国債相場の大幅安が繰り返される恐れがあると警告した。パシフィッ ク・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース 氏に同調した。

ゴールドマン・サックス・グループとウェルズ・キャピタル・マネ ジメントも一段安のリスクに言及しており、米国債に対する弱気派は増 えている。米国の1月の失業率は上昇したものの、米労働省のデータに よれば昨年12月の雇用者数の伸びは当初の発表よりも大きかった。この ため、米金融当局が今年は資産購入を抑えるとの見方が強まった。一 方、米国株の指標のS&P500種株価指数は今月、過去最高値に近づい た。

ロジャーズ氏は6日ブルームバーグラジオのインタビューで、「長 期の国債をショートにしている。もっとショートにするつもりだ。強気 相場はバブルだ」と語った。

グロース氏は今月、2014-16年にかけて米国のインフレ率が上昇す るとの予想を示し、「長期債利回りが徐々に上昇するだろう」と述べて いた。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの指数によれば、米国債の 投資リターンは年初から今月6日まででマイナス0.9%。1月は1%安 と、昨年3月以来で最悪のパフォーマンスだった。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめた調査では、年末までに10年債利回りが2.25%に上昇す るとの予想が示された。ロンドン時間7日の午前8時8分現在 は1.96%。

原題:Jim Rogers Echoes Bill Gross in Warning Treasuries Rout Not Over(抜粋)