中国株:上海総合指数、9日ぶり反落-銀行株や不動産株安い

中国株式相場は下落。中国当局が不 動産価格の上昇抑制策を導入する可能性があるとの観測が広がる中、上 海総合指数は9営業日ぶりに反落した。ここ最近の上昇で同指数のバリ ュエーション(株価評価)は1年5カ月ぶりの高水準に達していた。

中国民生銀行(600016 CH)は6%下げ、昨年12月3日以来の上昇 率は78%に縮小。金融関連銘柄で構成する指数の下げを主導した。同指 数は業種別で最大の値下がりとなった。万科企業(000002 CH)と保利 房地産集団(600048 CH)を中心に不動産開発株も下落。一部の都市が 新規住宅販売の承認ペースを遅らせる可能性があると中国証券報が報じ た。

中国の保険最大手、中国人寿保険(601628 CH)や自動車メーカー の東風汽車(600006 CH)も下げた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比15.95ポイント(0.7%)安の2418.53で終了。前 日までの8営業日で6.3%上昇していた。昨年12月3日に付けた安値か らの上昇率は23%。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数 は前日比0.6%安の2759.87で引けた。

中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は「最近の大幅上昇で 銀行を中心に利益確定の売り圧力が高まっている」と述べた上で、「上 昇相場が持続するには企業の利益成長を今後確認する必要がある」と語 った。

原題:China’s Stocks Drop for First Time in Nine Days; Developers Fall(抜粋)