英中銀:追加量的緩和控える-7日のMPCで

イングランド銀行(英中央銀行)は 7日の金融政策委員会(MPC)で、新たな量的緩和を控える見通し だ。この日はMPCの決定よりも、次期中銀総裁と議員の会合に人々の 関心が向けられるとみられる。

カーニー次期中銀総裁はロンドン時間7日午前9時45分(日本時間 午後6時45分)に始まる会合で議員から質問を受ける。会合は、英中銀 が政策決定を発表する正午より長引く可能性もある。キング総裁率いる MPCは資産購入枠を3750億ポンド(約55兆円)に据え置くと、ブルー ムバーグ・ニュースが調査したエコノミスト43人全員が予想している。

MPCは来月初めの61億ポンドの国債償還で得られる資金を何に使 うかについて発表する可能性はあるが、コメルツ銀行のピーター・ディ クソン氏を含むエコノミストらは、カーニー次期総裁の発言に関心が最 も集まるとみている。現在はカナダ銀行(中央銀行)総裁を務めるカー ニー氏は7月に英中銀総裁に就任する。カーニー氏は中銀が政策ガイダ ンスや新たな目標に関する発言で中銀がどこまで景気回復を支援できる かや中銀の権限に関する議論に火を付けている。

ディクソン氏はインタビューで「カーニー氏に関心が集中してお り、市場感応度でみてもそれは重要だ」と指摘。「カーニー氏の就任前 に追加量的緩和はできず、あまり動けないとみていることから、MPC は幾分どっちつかずの立場にある。何もしなくていいということからす れば、ある意味良い立場だ」と述べた。

別のエコノミスト調査によれば、英中銀は政策金利を過去最低 の0.5%に据え置く見通し。

原題:Carney Steals Show as BOE Seen Refraining From Further Stimulus(抜粋)

--取材協力:Mark Evans.

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