世界の資産は「ひどく」割高、FRBの政策で-GMO

米連邦準備制度理事会(FRB)の 緩和的な金融政策のために世界的に資産が過剰に値上がりしている-。 米資産運用会社グランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)のチ ーフ投資ストラテジスト、ジェレミー・グランサム氏はこうみている。

同氏は6日公表した顧客宛ての四半期ごとの書簡で、「あらゆる世 界の資産価格が再び高過ぎる状態になりつつある」と指摘。安定した収 益と低水準の債務の「優良」銘柄を除いた米国の株式に加え、大半の世 界の成長株は「ひどく過大評価されている」とコメントした。

グランサム氏(74)は2000年に示した米株式の弱気相場が向こう10 年続くとの見通しを的中させたことで知られる。同氏は一連の書簡で、 FRBのバーナンキ議長とグリーンスパン前議長が、人為的に低金利を 維持することで資産バブルを発生させたとして批判している。

グランサム氏は書簡で、FRBは株価を押し上げるためリスクの高 い投資を行うよう人々を「仕向けている」と分析。こうした方策はしば らくの間、資産価格を上昇させることに成功しているが、結局は価格急 落につながるだろうと予想した。新興国と日本、欧州の株式については 「若干の割高となっているにすぎない」と分析している。

原題:Grantham Says Some Assets ‘Brutally Overpriced’ Amid Fed Policy(抜粋)

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