ニコン株ストップ安、一眼レフ不振で今期純利益予想37%減

ニコンの株価がストップ安(値幅制 限いっぱいの下げ)を付けた。一眼レフ低迷を主因に今期(2013年3月 期)純利益予想を従来比37%減額したことで売りが加速。投資評価の下 げも相次いだ。

株価はストップ安である前日比19%安の2139円まで売られた。日中 下落率としては1985年9月26日の20%以来。午前10時15分現在は同18% 安の2167円。

修正で営業利益予想も33%減額、期末配当予想は22円から12円へと 大幅に引き下げた。円安で想定レートは若干修正したものの、一眼レフ のエントリー機種の価格が競争激化で低迷したことなどが響いた。映像 事業の営業利益予想は200億円減らし、600億円とした。

JPモルガン証は6日付で投資評価を「オーバーウェイト」から 「中立」に引き下げた。同証の森山久史アナリストは6日付リポートで 「下方修正幅が大きくネガティブサプライズ」とコメント。今後の収益 回復を確認するには「1-2四半期の時間は必要」との認識を示した。 CLSAも格下げした。

--取材協力:Mariko Yasu. Editors: 浅井秀樹, 上野英治郎