防衛相:再発防止に日中間でメカニズム構築協議を-艦艇のレーダ照射

中国海軍のフリゲート艦が東シナ海 の公海上で海上自衛隊の護衛艦に対し射撃管制用のレーダーを照射した ことについて、小野寺五典防衛相は7日の衆院予算委員会で、危険な事 案に至る可能性があったと指摘した上で、再発防止に向けて海上の「安 全メカニズム」を構築するための日中間協議が必要との認識を示した。

小野寺氏は自民党の石破茂幹事長に対する質問に答弁した。石破氏 はどの国も国益を最優先にする、日中間ではガス田や歴史認識問題など があると述べた上、レーダー照射に対しては反撃が国際法上許されると いう考え方もあると指摘した。

一方、安倍晋三首相は6日の参院本会議で、レーダー照射は「不測 の事態を招きかねない危険行為で、極めて遺憾」と非難。7日の衆院予 算委では、アルジェリアの人質事件への対応も含む日本の安全保障をめ ぐる情報収集・分析能力の向上のためには日本版の国家安全保障会議 (NSC)を早急に設置する必要があると強調した。設立の根拠は閣議 決定でもよいが、法的な裏付けがあるのが「一番いい」と指摘した。

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