スターツ投資法人、賃貸物件100億円取得を計画-5年で最大

賃貸住宅に投資する日本版不動産 投資信託(J-REIT)のスターツプロシード投資法人は、5月にも 賃貸住宅を十数棟、100億円程度を取得する計画だ。過去5年間で最大 の投資規模となる。日銀の金融緩和や個人投資家の旺盛な需要でJ- REIT市況の好調が続く中、賃貸住宅への投資を拡大する。

スターツPR投資法人の運用会社であるスターツアセットマネジメ ント(東京都中央区)の平出和也代表取締役が6日、ブルームバーグ・ ニュースの取材で明らかにした。平出氏は「12-13件の賃貸住宅を100 億円程度取得するよう準備を進めている」と述べた。

スターツPR投資法人の総資産額は2012年10月現在で413億円。シ ングルタイプからファミリータイプまで多用な賃貸住宅に分散投資して いる。保有物件の稼働率は97.2%。総資産規模は2008年に400億円台に 乗せ、その後は410-420億円で推移している。

平出氏は物件取得を拡大する理由として、不動産投資の環境が整っ てきたと指摘し、「リートに対する金融機関の見方が良くなり、投資家 もリートの良さを理解してくれている」と述べた。取得資金は増資と借 り入れで調達するとしている。

日銀によるJ-REIT買い入れや、デフレ脱却を目指す安倍晋三 政権の積極的な金融・財政政策を背景に不動産市場への投資人気が高ま っている。12年8月からの半年でTOPIX不動産業指数は約43%、東 証REIT指数は約30%上昇している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE