ブラジル株:ボベスパは2カ月ぶり安値-中銀の利上げ観測で

6日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が2カ月ぶり安値に下落。インフレを抑制するため金融 当局が利上げを行うとの観測から、住宅建設会社のブルックフィールド を中心に内需関連株が売られた。

ブルックフィールドは4.7%安。ブラジル石油公社(ペトロブラ ス)は2.7%下落。ジェフリーズが投資判断を「バイ」から「ホール ド」に引き下げたことが嫌気された。金属相場安を背景に鉄鉱石生産会 社のMMXミネラサン・エ・メタリコスは0.6%値下がり。一方、同業 最大手のヴァーレは1%上昇。同社は、ブラジルとカナダで採掘される 金について、総額19億ドルでカナダの資源会社シルバー・ウィートンに 売却することで合意した。

ボベスパ指数は前日比0.8%安の58951.07と、終値としては昨年12 月7日以来の安値。指数構成銘柄のうち下落が47銘柄、上昇は19銘柄。 通貨レアルは0.3%安の1ドル=1.9911レアル。ブラジルのマンテガ財 務相は5日、同国政府が統制している国内ガソリン価格に伴いペトロブ ラスに損失が生じないよう、石油価格を注視していく方針を明らかにし ている。

レメ・インベスチメントスで2億2000万レアルの運用に携わるジョ アン・ペドロ・ブルガー氏は電話インタビューで、「ペトロブラスの最 新の決算に対する市場の反応は悪く、それが政府への圧力となり燃料価 格に関する政策を修正したようだ」と指摘。その上で、「インフレ見通 しは懸念材料で、中銀は意外に早く利上げを余儀なくされるかもしれな い」と述べた。

原題:Bovespa Drops to Two-Month Low on Brazil Interest Rate Outlook(抜粋)

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