EU:G20会議でのソブリン債務再編の議論は市場動揺の危険

20カ国・地域(G20)が来週モスク ワで開く財務相・中央銀行総裁会議でソブリン債務再編の問題を話し合 うと決める場合、市場を動揺させないよう注意が必要だと欧州連合 (EU)が会議の準備文書で指摘した。

昨年のギリシャ債務再編で債権者を代表して交渉に臨んだ国際金融 協会(IIF)は、過去3年にわたってユーロ圏が直面したようなソブ リン債危機が将来の緊張によって引き起こされる事態を回避するために ガイドラインを作成。G20議長国のロシアは、IIFがまとめたベスト プラクティス(最良の実践モデル)に関する協議を通じて、ソブリン債 務再編の問題を財務相・中央銀行総裁会議の議題に追加することを提案 している。

EUは5日付のG20の準備文書で、「EUはこの問題を議論するこ とに反対しないが、アルゼンチン債務をめぐる最近の訴訟を考えれば、 市場が反応する危険性に留意すべきだ」と注意を促した。

原題:EU Says G-20 Talks On Fair Debt Restructuring Could Roil Markets(抜粋)