欧州株:上げを消す展開、イタリア政局で-ウニクレディト安い

6日の欧州株式相場は一時の上げを 消す展開となった。今月下旬に総選挙を控えるイタリアの世論調査で、 緊縮反対キャンペーンを繰り広げるベルルスコーニ前首相の支持率上昇 が手掛かり。

イタリア株は、ウニクレディトとインテーザ・サンパオロを中心に 下げた。フランスの建設会社ヴァンシは3.3%下落。2012年通期の利益 率が低下した。一方、鉄鋼メーカーのアルセロール・ミタルは1.1% 高。スウェーデンのトラックメーカー、ボルボは4.2%上げた。同社は 第4四半期が減益となったものの、北米と欧州市場は今年改善するとの 見通しを示した。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の284.52で終了。一時 は0.4%高となった。年初来では依然1.7%上げている。

オフィ・パトリモワンヌ(パリ)の運用担当者ジャック・ポルタ氏 はベルルスコーニ前首相の支持率上昇について、モンティ現首相の政策 に「真っ向から反対する大衆迎合キャンペーンを張っているためだ」と し、「ドイツと比べ、極めてマイナス方向の兆候だ。相場が下落するの はもっともだ」と語った。

スカイTG24の委託でテクネが実施した世論調査によると、ベルル スコーニ氏は支持率でリードする民主党のベルサニ氏との差を前日か ら0.3ポイント縮め3.7ポイントとした。誤差率は4ポイント。

この日の西欧市場では18カ国中14カ国で主要株価指数が下落。ドイ ツのDAX指数は1.1%、フランスのCAC40指数は1.4%それぞれ下げ た。英FTSE100指数は0.2%上昇。

原題:European Stocks Drop on Concern Over Future of Italian Austerity(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh、Sofia Horta e Costa.