12月の独製造業受注、前月比0.8%増-ユーロ圏景気回復の兆候

ドイツの昨年12月の製造業受注は前 月から増加した。ユーロ圏での需要改善によるもので、同地域がリセッ ション(景気後退)から回復し始めている兆候が増えた。

独経済技術省が6日発表した12月の製造業受注指数は前月比0.8% 上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の予想中 央値は0.7%上昇だった。前年同月比(営業日数調整後)は1.8%低下。

11月の指数は前月比1.8%低下、前年同月比では0.9%低下(改定前 =1%低下)だった。

17カ国から成るユーロ圏の景況感改善は、ソブリン債危機で昨年に リセッションに陥った同地域の経済が段階的に回復しつつあることを示 唆している。これによってドイツは成長が押し上げられ、昨年10-12月 (第4四半期)のマイナス成長から抜け出す可能性がある。

ABNアムロのエコノミスト、アリン・スハウリング氏(アムステ ルダム在勤)は「ドイツ経済は持ち直す」と述べ、「米国とアジアの需 要には引き続き勢いがあり、ユーロ圏は年内に回復するはずだ」と語っ た。同氏は1-3月(第1四半期)のドイツ成長率をプラス0.3%とみ ている。

発表によれば、ユーロ圏からの受注が7%増え、輸出需要の2.4% 増につながった。内需は1.2%減った。項目別では、中間財の受注 は3.6%減少し、投資財は3.6%増えた。消費財は1.7%の増加。

原題:German Factory Orders Rose in December on European Demand (1)(抜粋)