中国国務院:所得分配計画を承認、国内の格差問題解消に向け

中国国務院は国内の格差問題の解消 を狙った所得分配計画を承認した。政府はこうした取り組みについて、 大規模かつ複雑であり、一つの措置だけで完了することはできないと説 明している。

35項目から成る同計画は、最低賃金を平均給与の最低40%に引き上 げるほか、貸出・預金金利の規制緩和、教育や手頃価格の住宅への支出 拡大を掲げており、国有企業の国庫納付を増やすべきだとの考えも盛り 込まれている。政府のウェブサイトに掲載された5日の声明で明らかに なった。

中国の経済成長を維持し、60年間にわたる権力の座を保持したい共 産党の新指導部にとって、貧富の格差はリスクとなっている。国家統計 局が先月発表した同国の2012年のジニ係数は0.474となり、アナリスト らが社会不安につながる可能性があるとする0.4を上回った。

中国社会科学院の研究員、袁鋼明氏は電話インタビューで、「良い 計画だが、やや時期が遅かった」と指摘。「中国の所得格差は今では大 きくなり過ぎて、同国経済が成長軌道から外れる巨大なリスクをもたら している。何らかの手を打つ必要がある」と述べた。

原題:China Approves Income Plan as Wealth Divide Poses Risks to Xi(抜粋)

--取材協力:Alfred Cang、Helen Sun、Li Liu.

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