マグロウヒル株の買い推奨、訴訟リスクは対処可能-パイパー

パイパー・ジャフレーのアナリス ト、ピーター・アパート氏は、米格付け会社スタンダード・アンド・プ アーズ(S&P)の親会社、マグロウヒルの株式の購入を投資家に勧め た。米司法当局が同社とS&Pを提訴したことに伴うリスクは対処可能 と説明している。

米司法省は4日、マグロウヒルとS&Pをロサンゼルスの連邦地裁 に提訴した。両社の行為が郵便詐欺と通信詐欺、金融機関詐欺に相当す ると主張。先の金融危機に関連して格付け会社を相手取った連邦訴訟は 初めて。4日のニューヨーク市場でマグロウヒル株は13.8%下落した。 5日は10.7%安の44.92ドル。

アパート氏は5日のリポートで、「訴訟リスクは対処可能であるこ とが判明した」と指摘。「4年間で広範囲に及ぶ証拠の開示が可能にな ったが、長く期待されていた詐欺を証明する『決定的証拠』は出ていな い」と分析した。

同氏はマグロウヒル株が2年以内に85ドルに上昇する見通しであ り、利益が拡大しているため、43ドルを割り込む可能性は小さいとの見 方を示している。

原題:Buy McGraw-Hill Stock After Lawsuit Plunge, Piper Jaffray Says(抜粋)