中国海軍のレーダー照射で日中の緊張高まる-米国は懸念表明

日本政府は中国海軍の艦船が射撃管 制用レーダーを海上自衛隊の護衛艦に向けて照射したと発表した。尖閣 諸島をめぐり対立する日中の緊張が一段と高まる可能性がある。

小野寺五典防衛相は5日、東シナ海の公海上で中国軍によるレーダ ー照射が1月30日にあったと述べた。日本政府は、中国当局の海洋監視 船2隻が尖閣諸島付近で4日に領海侵犯したことについても中国側に抗 議した。

米国務省のヌーランド報道官は5日のワシントンでの記者会見で、 中国海軍の行動を米国は「懸念している」と表明。緊張や「事件もしく は誤算」のリスクを高める可能性があると指摘した。

IHSジェーンのディフェンス・ウィークリーのアジア太平洋担当 エディター、ジェームズ・ハーディー氏(ロンドン在勤)は、射撃管制 用レーダーの照射は「リスクの高い」行動で、報復を招く可能性がある と説明した。

中国外務省に日本政府の発表についてファクスでコメントを求めた が、これまでのところ回答はない。

原題:China Targets Japan Naval Ship as Tensions Rise Over Islands (1)(抜粋)

--取材協力:Michael Forsythe、Henry Sanderson、Joshua Fellman.