ディズニー:利益は予想上回る-インタラクティブ部門が黒字

世界最大のエンターテインメント企 業、米ウォルト・ディズニーの昨年10-12月(第1四半期)決算は、利 益が市場予想を上回った。インタラクティブ部門が初めて黒字を計上 し、テーマパーク部門は収益を伸ばした。

5日の発表資料によると、一部項目を除く1株利益は79セントと、 ブルームバーグがまとめたアナリスト26人の予想平均(77セント)を上 回った。売上高は5.2%増の113億ドル(約1兆600億円)。アナリスト 予想は112億ドルだった。

映画やケーブルテレビ(CATV)部門が減益となったものの、イ ンタラクティブ部門の黒字やテーマパーク部門とABC放送部門の増益 が補った。ディズニーは5日、昨年10-12月期にルーカスフィルムの買 収(40億5000万ドル)を完了したことから既に予定していた「スター・ ウォーズ」の新しい3部作に加えて、同作品に登場するキャラクターを 題材にした映画の製作を開始すると発表した。

12年10-12月期の純利益は13億8000万ドル(1株当たり77セント) と、前年同期の14億6000万ドル(同80セント)から5.6%減少。映画製 作部門の業績不振が響いた。10-12月期決算にはオンライン・テレビ番 組配信サービスのフールー(Hulu)や訴訟に関連した費用が含まれ ている。

ディズニーの株価は5日の時間外取引で1.7%上昇し55.22ドル。通 常取引終値は前日比0.7%高の54.29ドル。昨年は33%上昇し、ダウ工業 株30種平均構成銘柄で上昇率3位だった。

インタラクティブ部門は900万ドルの黒字で、前年同期の2800万ド ルの赤字から改善した。ロバート・アイガー最高経営責任者(CEO) は同部門が年度内に黒字化すると述べていた。

テレビ部門

主力のテレビ放送部門の営業利益は2%増加し12億1000万ドル。 ABC部門は16%増益だった一方、CATV部門はプログラミング費用 の増加が響き2%減益。売上高はESPNやディズニー・チャンネルな どのCATV放送がけん引役となり7%増加した。

テーマパーク・リゾート部門の利益は4%増の5億7700万ドル。売 上高は7%増えた。

映画製作部門の利益は43%減少し2億3400万ドル。劇場と家庭用エ ンターテインメント事業の双方の落ち込みが響いたという。

映画「アベンジャーズ」の登場人物などのキャラクター商品を販売 する消費者製品部門の利益は11%増え3億4600万ドル。売上高は7%増 加した。

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