日本取引所G:海外取引所と交渉する用意-斉藤CEO

国内の2大証券取引所の経営統合で 誕生した日本取引所グループ(JPX)は、成長促進に向け海外の取引 所との提携あるいは合併を目指す用意がある。斉藤惇グループ最高経営 責任者(CEO)が明らかにした。

斉藤CEOは5日、訪問先のロンドンでインタビューに応じ、先物 市場運営最大手の米CMEグループ、フランクフルト証券取引所を傘下 に持つドイツ取引所、中南米最大の証券取引所を運営するBM&Fボベ スパ、韓国証券取引所は、いずれもJPXが交渉する準備があるパート ナーだと語った。

斉藤CEOは、事業の幅が広く大きな市場シェアを持つ取引所から の提案を待っているとし、こうした魅力的な取引所から打診があれば、 交渉する用意があると述べた。ただ、話し合いはまだ行われておらず、 合意に至るかどうかは確実でないとした。

同CEOは、国内のシェアはすでに90%を超えており、海外に目を 向けざるを得ないとした上で、対話には喜んで応じるが、まだ打診はな いと説明した。

東京工業品取引所について斉藤CEOは、商品デリバティブ(金融 派生商品)事業のてこ入れに向けた協力拡大を協議することは興味深い との認識を示した。ビジネスモデルについて話し合いたいとした上で、 合流があるとしても規制や決済といったハードルをクリアすることが必 要になろうと語った。

原題:Japan Exchange Willing to Talk to Overseas Bourses, Saito Says(抜粋)

--取材協力:Yoshiaki Nohara、長谷川敏郎、Aya Takada、宋泰允.