ニコン:純利益予想を37%減額、競争激化の一眼レフ苦戦

ニコンは今期(2013年3月期)純利 益予想を従来比37%減額した。競争激化に伴う一眼レフの市況悪化など が理由。期末配当予想も22円から12円に引き下げた。

修正後の純利益見通し380億円は、ブルームバーグ・データによる アナリスト20人の予想平均607億円を下回っている。営業利益予想も 同33%減らし480億円とした。市場予想は769億円。

1-3月期の想定レートは1ドル=85円、1ユーロ=115円。この 結果、通期の平均予想は1ドル=81円(従来80円)、1ユーロ=105円 (同100円)と、円安方向に変更された。

映像部門の営業利益予想は800億円から600億円に急減。レンズ交換 式デジタルカメラの販売見通しを従来比10万台減の700万台とし、交換 レンズも980万台と同20万台減らした。コンパクトデジカメについて は1700万台に据え置いた。

伊藤純一副社長は決算会見でカメラ苦戦の主因として「一眼レフの エントリー機種の競争が激しく、単価が昨年11月中旬くらいから相当落 ちた」と説明。地域別では中国での落ち込みが予想以上だったほか、昨 年11月ごろまで好調だった欧州でも陰りが出てきた、と語った。