米下院議長:自動歳出削減の先送りに反対-代替策なければ

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ベイナー米下院議長(共和、オハイ オ州)は、3月1日に発効する1兆2000億ドル(約112兆円)規模の自 動的な歳出削減について、自動削減に代わる他の「削減策や改革案」を 議会が打ち出さない限り、先送りに一切反対するとの立場を示した。

ベイナー議長は6日、ワシントンの記者会見で、上院民主党とオバ マ大統領は自動歳出削減に代わる計画を打ち出す時だと発言。話し合い は「惜しまない」と述べた。ただ、代替策に税収増を盛り込むことには あらためて反対を表明した。

同議長は「どこかで政府は歳出問題に取り組まなければならない」 と述べ、「私が議員になった22年前から議会はこの問題の決定を先延ば ししてきたがもううんざりだ。今こそ行動する時だ」と指摘した。

オバマ大統領は5日、議会に対し、自動歳出削減の一部代替案とし て、税控除制限など税制改革と歳出削減の短期的な包括策を提案するよ う求めた。

リード民主党上院院内総務は他の上院指導部メンバーに対し、歳出 削減先延ばし策を近く用意したい意向を伝えた。この協議が非公表であ ることを理由に上院民主党関係者が匿名で明らかにした。

同関係者は、民主党議員の大半は歳入増加と歳出削減を組み合わせ た案でまとまりつつあると述べた。

下院は6日、連邦予算を均衡させる時期と方法に関する計画の4月 1日までの提出をオバマ大統領に義務付ける法案を賛成253、反対167で 可決した。

原題:Boehner Opposes Spending-Cut Delay Without Other Reductions (3)(抜粋)

--取材協力:Roger Runningen、Richard Rubin、Julianna Goldman、Kathleen Hunter、Heidi Przybyla.