1月のユーロ圏サービス業景気指数,48.6に上方修正-回復兆候

ユーロ圏の1月のサービス業経済活 動は、当初見積もりから縮小ペースが和らいだ。域内経済がリセッショ ン(景気後退)から脱し始めている兆候が示された。

英マークイット・エコノミクスが5日発表した1月のサービス業景 気指数(改定値)は48.6と、先月24日公表の速報値(48.3)から上方修 正された。昨年12月は47.8。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目 で、12カ月にわたり50を下回っている。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト26人の調査中央値による と、ユーロ圏の1-3月(第1四半期)成長率は前期比横ばいが見込ま れている。昨年10-12月(第4四半期)までは3四半期連続マイナス成 長だった。1月の景況感は改善し、昨年6月以来の高水準に達してい る。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 発表資料で「ユーロ圏経済が修復されつつある明らかな兆候が出てい る。下降傾向は1月に急激に和らぎ、1-3月は安定化に向かってい る」と分析した。

サービス業と製造業の経済活動を示す総合景気指数(改定値)も1 月は48.6と、先月の47.2から改善。1日発表された製造業景気指数(改 定値)は47.9と、12月の46.1を上回った。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は先月22日、債務危機の最悪 期は過ぎたもようで、昨年講じられた大胆な政策によってユーロ圏を覆 っていた「暗黒の雲」が消えたと語った。

原題:Euro-Area Services Output Contracts Less Than Estimated (1)(抜粋)