香港株(終了):ハンセン指数、昨年11月以来の大幅安

香港株式相場は下落。ハンセン指数 が昨年11月以来の大幅な下げとなった。欧州債務危機をめぐる懸念が再 燃したことに加え、株式発行計画を発表した中国石油化工 (SINOPEC)の値下がりが響いた。同指数は香港の不動産株の下 落につれて取引終盤に下げを加速した。

生産量でアジア最大の製油会社、SINOPEC(386 HK) は6.4%安。2000年の香港上場以来で最大規模となる240億香港ドル (約2900億円)相当の増資計画が嫌気された。欧州最大の銀行、英 HSBCホールディングス(5 HK)は2.7%下げた。

時価総額で香港最大の不動産開発会社サンフンカイ・プロパティー ズ(新鴻基地産発展、16 HK)は3.2%安。香港当局は住宅市場の抑制に 向けて追加措置の実施が可能との認識を示した。衣料小売りのエスプ リ・ホールディングス(330 HK)も売られた。

香港市場にこの日新規上場した腕時計の製造・販売の時計宝(2033 HK)は新規株式公開(IPO)価格比2.2%高で引けた。

ハンセン指数は前日比536.48ポイント(2.3%)安の23148.53で終 了。下落率は昨年11月8日以来の大きさ。ハンセン中国企業株(H株) 指数は2.8%安の11813.39で引けた。

UOBケイ・ヒアンの法人セールスディレクター、梁偉源氏は 「SINOPECの増資計画が午前の売りを誘うマイナス材料となった が、午後は香港の不動産株が大きく売られた」と説明、「市場参加者の 多くが利益を確定している。香港当局が不動産市場の抑制策を講じると 懸念している」と語った。

来週は春節(旧正月)の連休で香港市場は11-13日が休場、中国本 土市場は11-15日が休場となる。

原題:Hong Kong Stocks Decline Most Since November as Sinopec Tumbles(抜粋)

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