試される中国の決意-北朝鮮核実験の際の追加制裁、危ぶむ声も

北朝鮮が3回目の核実験に踏み切っ た場合、国連の追加制裁に中国がどの程度反対するかを、各国・地域の 国連大使らが熟考している。

今月、国連安全保障理事会の議長国となった韓国の金塾(キム・ス ク)国連大使は4日にニューヨークで、北朝鮮が核実験を実施した場 合、安保理は「非常に断固たる、強力な」対応を取るだろうと述べた。

安保理の対応がどの程度のものになるかを決める上で鍵となるの は、中国の姿勢だ。拒否権を持つ常任理事国の一つであり、北朝鮮の最 大の後ろ盾でもある。

北朝鮮に対する国連制裁の調査官を務めたジョージ・ロペス氏は、 「中国は現時点で北朝鮮に憂慮や若干の憤りを示している。しかし、特 に米国と英国が行き過ぎた姿勢を取ろうとすれば、中国のこうした態度 は消えてしまうかもしれない」と話した。

同氏は、北朝鮮大使館を自国に置く国連加盟国に対し、北朝鮮外交 官の動きや荷物の検査を求めることが制裁の一つの手段だろうと述べ た。

問題が微妙であることを理由に国連の外交当局者2人が匿名で語っ たところによれば、かなりの数の北朝鮮の外交官が国連制裁で禁じられ ている先端技術の密輸役や高級品購入のパイプ役として使われている。 同当局者らは、外交特権に守られたこうした人は金銭を詰め込んだバッ グを持って自由に移動できるとし、こうした資金の流れを断つことで状 況が変わるとの見方を示した。

原題:China’s Resolve to Be Tested Over North Korea Sanctions Push(抜粋)