ブラジル不動産需要は増加へ、過去最低水準の政策金利で

ブラジルでは政策金利が過去最低水 準にある中、年金基金や保険会社は高利回りを追求しており、不動産需 要の加速が見込まれる。ガベア・インベスチメントスのパートナーで創 業者のアルミニオ・フラガ氏がこうした見方を示した。

ブラジル政府は先週、同国株式市場で取引される不動産ファンドへ の投資に課す6%の税金について、外国人は除外することを決めた。こ うした措置も一層の投資呼び込みにつながるとフラガ氏は電話インタビ ューで述べた。

ブラジルの調査機関FIPEが先月発表したまとめによると、同国 の集合住宅価格は2012年に1平方メートル当たり13.7%上昇。前年 の26.3%上昇からは伸びが鈍ったものの、同国の政策金利7.25%の約2 倍で値上がりした。

1999年から2002年までブラジル中央銀行の総裁を務めた同氏は「ブ ラジルの不動産業界で投資サイクルが回り始めている」と説明。「投資 の期間を延ばす必要があり、健全な展開だ」と語った。

「リオデジャネイロの一部地域では価格がかなり高くなっている が、信用によって形成された米国のようなバブルとは異なる」とも指摘 した。

原題:Fraga Says Brazil Real Estate Demand to Rise on Record Low Rates(抜粋)