民主党:日銀の独立性担保などが条件-総裁候補、賛否の判断基準

民主党は5日、次期日銀総裁候補 について、日銀の独立性を担保できる人が望ましいなどとの賛否の判断 基準を公表した。

「日銀にかかわる同意人事について」と題する文書は、このほか、 金融・財政・経済の識見、通訳を通さず外国と意思疎通できることや組 織管理能力などを判断基準として挙げている。

日銀の白川方明総裁は4月8日、山口広秀、西村清彦両副総裁は3 月19日で任期満了となる。正副総裁の人事は衆参両院での同意が必要。 自民、公明の連立与党が参院で過半数に満たない「ねじれ国会」では、 一部野党の賛同を得ることが不可欠となっている。

民主党は2008年の正副総裁人事で、当時の福田康夫政権が提示した 財務省や旧大蔵省出身者を充てる人事案に反対し、総裁が一時空席とな る事態に陥った経緯がある。今回の次期総裁候補としては、日銀による 外債購入を提唱した岩田一政元日銀副総裁や竹中平蔵慶応大学教授のほ か、武藤敏郎元財務事務次官、黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁 (元財務官)、東京大学大学院の伊藤隆敏教授らの名前が政界関係者や エコノミストなどの間で取り沙汰されている。