富士通株が1カ月ぶり下落率、今期純損失1000億円の報道

富士通株が1カ月ぶりの下落率を記 録。半導体を中心とする不振事業の再建に絡み今期(2013年3月期) で1000億円近い純損失を計上するとの日本経済新聞報道が手掛かり。

株価は朝方に前日比4.5%安となる382円まで反落。日中下落率とし ては1月7日以来の大きさ。その後は同変わらずとなる場面もあった が、午前10時26分現在は同4円(1.0%)安の396円で推移している。

現行の純損益予想は250億円の黒字。日経は5日付朝刊で赤字計上 は半導体設備の減損処理や欧州パソコン事業のリストラ損失が理由と報 道、三重県の主力半導体工場の新鋭設備はパナソニックや台湾TSMC と共同出資で設立する製造会社に売却の方向だと伝えた。富士通は報道 を受け「業績については現在精査中」とのコメントを発表した。

同社の山本正已社長は昨年12月、記者団に対し、3月末までに半導 体事業の方針を固める意向を示していた。半導体を主体とする電子部品 部門の今期営業損益見通しは昨年10月に270億円下方修正し、120億円の 赤字としていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE