米デル取締役会、株式非公開化めぐり4日夜に採決へ-関係者

世界3位のパソコン(PC)メーカ ー、米デルの取締役会は米国時間4日夜、約240億ドル(約2兆2000億 円)規模の株式非公開化案の採決のために会合を開く。事情に詳しい複 数の関係者が明らかにした。

情報が非公開であることを理由に同関係者らが匿名で語ったところ によれば、結果は同5日早朝に発表される可能性がある。関係者のうち 2人によると、非公開化案はデルの価値を1株当たり13.50-13.75ドル で評価している。4日の終値は13.27ドル、時価総額は約230億ドルだっ た。

関係者の1人によれば、非公開化のためにシルバーレーク・マネジ メントが10億ドル余りを、マイクロソフトが約20億ドルを投じる。デル 創業者のマイケル・デル氏は7億ドルを拠出するなどして、自社株式の 過半数取得を目指すという。

今回の非公開化には、株式と約150億ドルの負債に加え、デルがオ フショア口座などに持つ数十億ドルの現金も含まれると、関係者の1人 は話す。ブルームバーグのデータによれば、金融危機以降、テクノロジ ー業界で最大のレバレッジド・バイアウト(LBO)案件となる。

デルは非公開化によって成長回復に向けた取り組みのスピードを上 げ、一般投資家の監視を受けることなく、より効率的な事業活動を行え る可能性がある。

デル広報のデービッド・フリンク氏とマイクロソフト広報のフラン ク・ショー氏、およびシルバーレークの担当者はいずれもコメントを控 えている。

原題:Dell Board Said to Meet Tonight to Vote on Leveraged Buyout(抜粋)