フェイスブック株が大幅安-利用者1人当たり売上高の減少で

4日の米株式市場で、ソーシャル・ ネットワーク・サービス(SNS)のフェイスブックの株価がここ4カ 月余りで最大の下落となった。アジアなど広告への支出が少ない地域で のユーザー増加に伴い、利用者1人当たりの平均売上高が減少するとの 見通しを示したことが嫌気された。

フェイスブック株は前週末比5.5%安の28.11ドルと、昨年9月24日 以来の大幅安で終了。昨年5月の新規株式公開(IPO)以降の下落率 は26%。

フェイスブックの当局への届け出によれば、昨年のユーザー1人当 たり平均売上高は5.32ドルと、2011年から6%増加。ただ、13年1-3 月(第1四半期)は「季節的要因」で伸びが鈍り、広告への支出が米国 を下回るアジア諸国などでのユーザー拡大に伴い売上高はさらに落ち込 む恐れがあると指摘した。

JPモルガン・チェースのアナリスト、ダグ・アンマス氏(ニュー ヨーク在勤)は4日付のリポートで、「フェイスブックの広告売上高が 伸びる可能性を期待していた」と指摘。フェイスブックの第1四半期の 売上高は前期比8%減少し、利用者1人当たりの平均売上高は12%落ち 込むなどと分析した。

原題:Facebook Falls on Revenue Per User Slump: San Francisco Mover(抜粋)