米社債保証コスト上昇、欧州の政治不安で-CDS取引

4日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが前週末に付けた 4営業日ぶりの低水準から上昇。欧州の政治的不安定さを受けて、域内 の経済成長鈍化が企業の見通しに打撃を与えるとの懸念が強まった。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後5時(日本時間5日午前7時)現在、4.1ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇の90.3bp。先週末は86.2bpと、1 月28日以来の低水準を付けていた。欧州の信用リスクの指標やスペイ ン、イタリア国債の保証コストも上昇した。

スペインのラホイ首相は汚職疑惑が浮上し、野党から辞任を要求さ れている。イタリアの世論調査ではベルルスコーニ前首相の支持率が今 月の選挙を前に急上昇している。ドイツのショイブレ財務相は1日の会 合で、ユーロ危機は「終わっていない」との認識を示した。

TFマーケット・アドバイザーズの創設者ピーター・チアー氏は 「欧州のCDSスプレッドが主な上昇要因だ」と説明した。

原題:U.S. Corporate Credit Swaps Rise on European Political Tension(抜粋)

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