独首相:スペイン首相への信頼感表明-汚職疑惑などに直面

ドイツのメルケル首相は、汚職疑惑 や借り入れコスト上昇に直面するスペインのラホイ首相が債務危機を食 い止めることができるとの信頼感を示した。

メルケル首相は4日、ベルリンでのラホイ首相との会談後に記者団 に対し、スペインが十分な力強さを取り戻すことができるようラホイ首 相と政府は雇用改善と経済改革に取り組んでいると指摘。「スペイン政 府とラホイ首相はこの任務を達成できると私は確信しており、ドイツは 全力で首相を支援する」と述べた。

両首相は欧州連合(EU)の今後7年間の予算に関する7-8日の EU首脳会議に備えて会談した。共同会見ではラホイ首相の政治力につ いて質問が集中。メルケル首相は具体的な支援には言及しなかったもの の、両首相には「信頼に基づく関係」があるとし、スペインの厳しい雇 用情勢にも理解を示した。

ラホイ首相は自身と与党・国民党(PP)党員が不正資金を受け取 ったとの同国紙パイスの報道を受け、野党から辞任を求められている。 同首相はメルケル首相との共同会見で、報道は誤報だと述べた。

4日のスペイン国債価格は下落。ベルリン時間午後4時44分(日本 時間5日午前0時44分)現在、10年債利回りは23ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)上昇して5.42%。

原題:Rajoy Wins Merkel’s Backing as Spanish Borrowing Costs Rise(抜粋)

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