NY原油:反落、2カ月ぶり大幅安-欧州不安で株価下落

ニューヨーク原油先物相場は反落。 2カ月ぶりの大幅安となった。欧州の政局に対する不安で株価が下落し たことが響いた。西側諸国とイランとの協議が再開される見通しとな り、中東の緊張緩和につながるとの観測が広がったことも背景。

スペインのラホイ首相は不正資金を受領したとの報道を受けて野党 から辞任要求を突き付けられている。バイデン米副大統領がイランの核 計画をめぐり同国との2国間交渉を提案したことについて、イランのサ レヒ外相は「一歩前進」だと述べた。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「市場 は全般的に売られている。スペイン首相の問題は欧州に残る大きな問題 を気づかせてくれた」と指摘。「バイデン副大統領による交渉申し出と イランの反応も原油売りの材料になっている。これにより安全保障のプ レミアムはやや低下している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比1.60ドル(1.64%)安の1バレル=96.17ドルで終了。昨年12月6日 以来の大幅下落となった。

原題:Oil Tumbles the Most in Two Months as Equities Decline on Europe(抜粋)

--取材協力:Moming Zhou.