モンゴル大統領、政府の関与高める方針-リオの鉱山事業

モンゴルのエルベグドルジ大統領 は、英・オーストラリア系リオ・ティントが手掛ける産銅・産金プロジ ェクトで政府の関与を高める方針を示した。

政府が電子メールで配布した声明によれば、モンゴル南部のオユ・ トルゴイ鉱山におけるリオ事業の開発コストは総額244億ドル(約2 兆2700億円)に膨らんだ。声明は大統領も出席した1日の議会審議の概 要を盛り込んでいる。リオ・ティントは当初、総コストを146億ドルと 試算していた。

大統領のウェブサイトによれば、1日の議会で大統領は「経営陣に モンゴル人の代表を置くべきときだ。政府がオユ・トルゴイ鉱山事業の 問題を自らの手で扱うことが重要だ」と述べた。

大統領の発言は、プロジェクトの所有権と将来の開発をめぐり、世 界2位の鉱山会社であるリオ・ティントとの緊張が高まっていることを 裏付けている。事情に詳しい関係者の2人は先週、リオ・ティントは利 益配分引き上げの政府要求に抗議するため、事業を一時的に中断するこ とを検討していると述べた。

リオ・ティントは4日、取材に対し電子メールで回答し、「オユ・ トルゴイの利益を全ての関係者にもたらすため、引き続きモンゴル政府 を含む全ての利害関係者と協力していく。われわれは今、初の商業生産 に焦点を絞っており、予定通り今年前半に実施する」とコメントした。

原題:Mongolia Should Have More Control of Rio Mine, President Says(抜粋)

--取材協力:Elisabeth Behrmann.

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