インド中銀:銀行の債券満期保有に関するルールの変更を検討

インド準備銀行(中央銀行)は政府 証券の取引を拡大するため、市中銀行が価格変動の影響を受けずに満期 まで保有できる債券の割合を減らすルールの変更を検討している。

インドの銀行は法定流動性比率(SLR)基準に基づき、預金の少 なくとも23%を財務省証券やSLR基準が認める流動性の高い証券に投 資する必要があるが、現在は預金の最大25%相当の債券を時価評価せず に満期まで保有することができる。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、インドの10年国債利回 りは昨年、52ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、過去 4年で最大の下げを記録した。インド中銀のカーン副総裁は、これに伴 い、中銀によるルール変更が容易になる可能性があると指摘した。

同副総裁は2日のインタビューで、債券の満期保有をめぐる現在の 会計ルールを「段階的に撤廃することを目指している」と説明。「債券 相場は上昇しており、今が適切な時期かもしれない」と述べた。

原題:India May Reduce Norm That Shields Banks From Bond Price Changes(抜粋)