財政規律で試されるユーログループ新議長の誓い-銀行救済で

オランダ政府による国内銀行SNS レアール救済は、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の新議長に1 月21日選出されたダイセルブルーム財務相が財政規律順守の誓いを守る ことができるかどうかの試金石となる。

同相は同月20日、各国財務相への書簡で、持続可能な財政を訴え た。ユーログループ議長として2年半の任期を得た同相はまた、破綻し た銀行を整理する欧州共通のルールを提唱している。

ダイセルブルーム財務相は今月3日、オランダのテレビ番組でイン タビューに応じ、「SNSのコストなどで財政赤字に苦しんでいる。わ が国の金融業界はまだ秩序回復に至らず、住宅・住宅不動産市場に大き な問題を抱えている。多くの点でオランダは他国と同じだ」と述べた。

不動産関連の損失で経営危機に陥ったオランダ4位の銀行SNSは 先週、国有化された。資本注入などで37億ユーロ(約4700億円)の公的 資金が投じられる。

オランダ経済政策分析局(CPB)は今年の財政赤字を対GDP (国内総生産)比で3.3%と見通していた。欧州連合(EU)が上限と する3%を超える。ダイセルブルーム財務相は1日、同年の財政赤字幅 が0.6ポイント拡大するだろうの見方を示した。同相によれば、CPB は28日に新たな経済見通しを公表する予定で、政府は3月に予算措置の 可能性について判断する。

原題:Dijsselbloem Balanced Budget Vow Shaken by Bank Crisis at Home(抜粋)

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--取材協力:Fred Pals.

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