【個別銘柄】パナソニクはストップ高、NEC連騰、三菱自も大幅高

きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

パナソニック(6752):制限値幅いっぱいのストップ高となる前週 末比100円(17%)高の692円。構造改革によるテレビや電池関連の収益 改善などを受けて、2012年10-12月期の連結営業損益が346億円の黒字 だった、と1日に発表した。前年同期は81億円の赤字。三菱UFJモル ガン・スタンレー証券は目標株価を490円から560円に引き上げた。

三菱自動車(7211):21%高の125円。電気自動車など最先端エコ カーの価格低下を促し本格普及につなげるため、13-15年度の車両価格 の目標を決め、これを下回ればガソリン車との差額分全額を買った人に 国が補助する、と4日付の日本経済新聞朝刊が報じた。同様に電気自動 車を販売する日産自動車(7201)も4.3%高の975円。

JFEホールディングス(5411):11%高の2272円。大和証券は1 日付の投資家向けメモで、円安効果の本格発現や、在庫評価差の改善な どで、来期(14年3月期)の連結経常利益は3000億円まで拡大すると予 想。投資判断を従来の「3(中立)」から「1(買い)」に引き上げ た。13年3月期の会社計画は450億円。

アサヒホールディングス(5857):12%高の1782円。金属の平均販 売単価が想定を上回って推移しているほか、収益改善の取り組み強化も 奏功し、13年3月期の連結純利益予想を従来に比べ61%増額し45億円に なるとの見通しを1日に発表した。前期比では減益率が53%から24%ま で縮小する。

NEC(6701):11%高の269円。大和証券は1日付の投資家向け メモで、四半期ベースで黒字が定着するまで構造改革が進み、リスクは 峠を越えたと指摘。投資判断を「3(中立)」から「1(買い)」に、 目標株価を148円から285円に引き上げた。

エーザイ(4523):3.6%安の3710円。JPモルガン証券は4日付 の投資家向けメモで、12年10-12月期決算は国内のジェネリック(後発 医薬品)の影響が色濃く出た厳しい内容で、経費削減では耐え切れない ファンダメンタルズの悪化があると指摘。13年3月期業績の大幅下方修 正はネガティブサプライズとして、投資判断を「中立」から「アンダー ウエート」に引き下げた。

シャープ(6753):5.5%高の347円。1日に発表した12年10-12月 期の連結営業損益は、テレビや携帯電話などの堅調な販売やリストラが 寄与し、26億円の黒字と5四半期ぶりに黒字転換した。ブルームバー グ・データが集計したアナリストの事前予想平均は91億円の赤字だっ た。

帝人(3401):3.4%安の202円。13年3月期の連結純損益予想を従 来の30億円の黒字からゼロに減額する、ときょう午前の取引終了後に発 表した。前期は120億円の黒字だった。素材事業を中心に販売が減少す ることに加え、操業度の低下や原油価格高騰に伴う採算悪化が見込まれ るとしている。

NOK(7240):3.6%安の1325円。13年3月期の連結営業利益計 画を従来の301億円から230億円に減額する、と1日に発表した。前期比 では0.3%の増益予想が一転、23%の減益になる見通し。デジタルカメ ラの需要減で売上高が減少するほか、スマートフォン向け製品の新規量 産品の歩留まり改善遅れと受注減が要因。

森精機製作所(6141):16%高の1010円。為替の円安基調を考慮に 入れ、13年3月期の連結純利益計画を従来の30億円から40億円に増額す る、と1日に発表した。前期比では減益率が47%から29%に縮小する。 SMBC日興証券は、費用を多めに見込んでいるほか、足元の為替水準 なら通期業績は上振れ基調になる、との見方を示した。

大塚商会(4768):7.5%高の8210円。国内企業のIT投資は引き 続き底堅く推移し、すべてのセグメントが増収になるとして、13年12月 期連結純利益が前期比11%増の181億円になるとの見通しを1日に発表 した。12年12月期は前の期比28%増の163億円と従来計画(153億円)を 上回り、期末配当額も従来予想の145円から55円増配し、200円に決定し た。

タツタ電線(5809):13%安の671円。13年3月期の連結純利益見 通しを従来の31億5000万円から26億円に下方修正する、と1日に発表し た。前期比では増益率が68%から39%に縮小する見込み。建設・電販向 け電線ケーブルの減少や導電機能性材料の受注減、大阪工場の設備移転 に伴う費用負担などの影響を受けるほか、電線事業の構造改革費用を特 別損失として計上する。

伊藤忠テクノソリューションズ(4739):5.2%安の3825円。クレ ディ・スイス証券は1日付のリポートで、通信キャリア向けに既存のネ ットワーク製品以外への商圏拡大を狙う際、低粗利益で受注を獲得した ため売上高総利益率(GPM)が低下していると指摘。そのため、12 年10-12月期の営業利益は同証予想を下回り、決算はややネガティブと の見方を示した。

ユニパルス(6842):制限値幅いっぱいのストップ高となる100円 (15%)高の760円。上場に伴うコストが経営上の負担になるほか、中 長期的な観点からの研究開発の妨げになる可能性があるとして、マネジ メント・バイアウト(MBO)で株式を非公開化する、と1日に発表し た。買付価格は1株当たり950円で、買付代金は最大で約36億円。期間 はきょうから3月18日まで。

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