パナソニック株がストップ高、10-12月黒字転換で-東京市場

パナソニック株がストップ高(値幅 制限いっぱいの上げ)となり、約31年半ぶりの日中上昇率を記録。1日 発表の昨年10-12月期業績が円安やリストラ効果で黒字転換したことが 好感され、買い注文が殺到。三菱UFJモルガン・スタンレー証券や野 村証券は決算を受けて目標株価を引き上げた。

株価はストップ高水準である前営業日比100円(17%)高の692円で 取引を終了。379万株の買い注文を残した。日中上昇率は1981年9月29 日の22%以来の大きさ。終値ベースでの上昇率は、ブルームバーグ・デ ータで確認可能な74年9月以来で最大。

10-12月期の純損益は614億円の黒字と、ブルームバーグ・データ によるアナリスト3人の予想平均だった169億円の赤字とは逆の結果に なった。リストラ負担が響いた前年同期の1976億円の赤字から大幅に改 善した。営業損益もテレビや電池関連の事業の採算改善に伴い81億円の 赤字から346億円の黒字に転換し、市場予想を上回った。

三菱モルガン証は1日付で目標株価を70円上げて560円とした。同 証の進均シニアアナリストはリポートで、10-12月期決算は環境関連部 門などが好調でやや改善したと指摘。一方で、携帯電話や半導体など課 題である事業の収益性が悪化したことで抜本的な施策が必要との認識を 示した。野村証券も4日付で目標株価を500円から600円に引き上げた。

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