IMF:アルゼンチンに警告-不正確な経済指標で是正を要求

国際通貨基金(IMF)は1日、ア ルゼンチンに対し、インフレや経済成長に関する正確なデータを提供し ていないと警告し、是正を求めた。IMFがこの種の警告を出すのは初 めて。手続きの進展によっては同国が除名となる可能性もある。

IMFの声明によると、警告宣言は1日の理事会で承認された。こ の警告は直ちに何らかの影響を与えるものではないが、今後アルゼンチ ンをIMF融資から排除するなどの制裁発動に一歩近づいたことにな る。

IMF理事会はアルゼンチンの改善措置の実施が「十分ではない」 と判断、その上で今年9月29日までに経済データの不正確性問題に取り 組むよう求めている。また、ラガルドIMF専務理事に対しては11月13 日までに進展状況を理事会に報告するよう求めた。

アルゼンチンのフェルナンデス大統領は2010年に、最新の消費動向 を反映させるために新しい消費者物価指数を作ると表明した。しかし、 その後新指数について何の進展も見せておらず、ラガルド専務理事は昨 年9月、約束を守っていないことに「イエローカード」を出す可能性が あると警告していた。

アルゼンチンの統計当局によると12年の同国消費者物価指数 は10.8%上昇したが、民間エコノミストらの推定値は25.6%上昇と大き くかけ離れている。公式データと異なる数値を公表すると罰金を科せら れる恐れがあるため、民間エコノミストが誰かは特定されていない。

原題:Argentina Becomes First Nation Censured by IMF on CPI Data (2)(抜粋)

--取材協力:Eliana Raszewski、Joshua Goodman.