PIMCOグロース氏:米失業率上昇で利回りに低下余地

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏は1日、1月の米 国の失業率が上昇したことで今後米国債利回りに低下余地が生まれるだ ろうとの見通しを示した。

グロース氏は「失業率は6.5%に低下していくのではなく7.9%に上 昇した。これにより特に短期債の利回りに低下余地が生まれる。長期債 利回りも低下するのではないかとの期待も若干与えてくれる」とラジオ 番組「ブルームバーグ・サーベイランス」のトム・キーン司会者とのイ ンタビューで語った。

同氏は中央銀行の景気刺激策が債券市場を「バブル状態」にしてき たと指摘、投資家に対しては、量的緩和(QE)がインフレを招きかね ないとして、より長期の国債は避けるようアドバイスしている。米労働 省がこの日発表した雇用統計で失業率は7.9%となり、昨年12月の7.8% から上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)は資産購入を終息し始 める可能性がある失業率の目標として6.5%を設定している。

原題:Gross Says Unemployment Gives Yields Room to Fall: Tom Keene(抜粋)